高次脳機能障害ブログ　スタッフFのブログ

先週末のことですが、私の所属する事務所でサポートさせていただいていた方のお父様からご連絡を頂きました。

高次脳機能障害で5級が認定されたとのことでした。

本人は若いことや適切なリハを受けてこられてきたことで、症状固定時点でかなり能力を回復されておられました。しかしながら性格の変化やいくつかの点で顕著な症状が残っておりご両親は大変心配されていました。
外見上の回復やいくつかの検査でよい数値が出ていたことから、低い等級も覚悟されていたのですが結果5級が認定され大変喜んでおられました。

私の所属する事務所では不当に症状を重度にみせて実際以上に認定等級を上げる、ということは一切しておりません。あくまでも事実に沿った認定を受けることを目指してサポートさせていただいています。
今回の認定も症状に応じた妥当な認定であると考えます。

実際の症状に応じた等級認定。

ごくあたりまえのことなのですが、それがよほどの努力と適切なサポートがないと受けられないことが現状であり認定における問題点であると思慮します。

今回、お父様が大変に熱心に認定手続きにご協力いただき、そのこともよい結果の一助になったのではと考えます。

子の将来を思う親の思いの強さを改めて教えていただきました。