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リハビリを始める時期・期間
 頭部外傷を受傷した後、一度低下してしまった脳の認知機能は徐々に改善し、人により程度は異なりますが多くの場合、受傷・発症後1年程度の時期までは著 しい改善が認められます。その後は改善のスピードが鈍り、受傷・発症後2年程度経過するとほぼ症状が固定してしまうと言われています。

 したがって、受傷・発症後1年程度までの時期が高次脳機能障害に対する認知訓練の訓練効果がもっとも高い時期といえるでしょう。
 実際の臨床場面においては、全ての患者さんが受傷・発症後1年以内の改善が著しい時期に専門的なリハビリテーションを受ける事が出来るとは限らず、受 傷・発症後長期間を経て受診される患者さんも多く見受けられています。ですが残念なことに、先程も記載したように一般的にこの時期では認知機能自体の改善 はあまり期待出来ないと言われています。

 しかし、認知機能そのものの改善が困難な場合でも、代償手段を利用する事で「できること」の範囲を広げていく事は可能です。何年もかけて少しずつ日常生活や社会生活への適応範囲を拡大させていかれるケースも見られています。

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