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目的
このような状態は、頭部への怪我や病気による一時的な状態であろうと考え、いずれ仕事に戻れば今までの生活に戻るであろうと思っていました。しかし、これらの問題は解決せず、なかなか社会復帰が出来ないまま現在にいたっています。
このような状況になって、役所・施設・保健所・病院など様々なところに相談してゆくうち、最近話題となっている頭部への怪我や病気による後遺症「高次脳機能障害」の症状と非常に似ていることが分かりました。同時に、「後遺症の知識」「どのように接してよいか」「会社や周囲の方々の理解が得られない」「これからの生活について」「どこに相談してよいか分からない」と悩んだり、苦しんでいる方が多くいらっしゃることが分かりました。
同じような悩みを抱えている私たち家族同士が、手を携えてゆく会にしたいと思います。そして、このような問題について多くの方々から理解していただき、「高次脳機能障害者」であっても社会復帰が出来るように。「地域リハビリテーションの場所」や「自立した生活が営めるグループホーム」の設置などを目指してゆきたいと思います。 この趣旨についてどうかご理解を頂き、1人でも多くの方が参加してくださるようお願いいたします.
平成13年2月 高次脳機能障害者家族会 設立発起人 草野孝衛
来年、本会は設立10周年を迎えます。宮城県でも、この障害に対する理解・支援の輪は拡がってきましたし、医療や行政・支援事業も行われてきました。
しかし、多くの基本的な問題は残されたままであり、当事者や家族は今だ戸惑うことも少なくありません。
日本全国で約30-50万人の人々がこの障害をかかえているといわれています。統計から推測すると、宮城県では約1万人近くにもなるでしょう.各地域で多くの当事者や家族が、孤立して悩みを抱えているはずです。
このような方々に有用な情報を伝え、お互いの経験を持ち寄り、また今後どうすればよいのか、医療・行政・支援事業・企業家など多くの方々との議論や意見交換の場を提供するためにホームページを開設しました。
平成22年11月 高次脳機能障害者家族会代表 豊田直樹