自宅でも行る簡単なリハビリを高次脳機能障害.netがご紹介いたします

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簡単なリハビリ方法について高次脳機能障害.netが説明

すぐにリハビリを始めるべき?

頭部外傷を受傷した後、一度低下してしまった脳の認知機能は徐々に改善し、
程度は異なりますが多くの場合、受傷・発症後1年程度の時期までは著しい改善が認められます。
その後は改善のスピードが鈍り、受傷・発症後2年程度経過すると
ほぼ症状が固定してしまうと言われています。

したがって、受傷・発症後1年程度までの時期が高次脳機能障害
対する認知訓練の訓練効果がもっとも高い時期といえるでしょう。

認知機能そのものの改善が困難な場合でも、
代償手段を利用する事で「できること」の範囲を広げていく事は可能です。
何年もかけて少しずつ日常生活や社会生活への適応範囲を拡大させていかれるケースも
見られています。

リハリビをするメリットは?

頭部外傷は損傷された脳の部分の範囲によって症状が異なる為、一般的に単一の症状である事が少なく、
頭部外傷患者さんにおける高次脳機能障害の存在は、一見しただけではわかりにくい事が多いかと思います。

しかし、記憶障害や注意・集中力の低下、病識の欠如や低下、判断力の低下、系統だった思考の障害、無気力・・・
といった多彩な症状の残存により、患者さんは就労や就学を含めた社会生活を営む上で様々な問題と直面し、
社会への適応は限られた狭い範囲内となってしまうケースが現状では非常に多く見られています。

その為、リハビリテーションにおいては認知機能の改善を目指しアプローチを行います。
さらに、同時に代償手段の獲得も平行して行う事で、より早期に社会への適応が可能となるケースも多い為、
患者さんご自身に現在自分にどのような障害が残っているのかを
気付いていただく『障害の認識』を促す事がとても重要
であると考えられています。

また、前述のように、高次脳機能障害は専門的な知識を持っていない場合、
なかなか患者さんの障害を正しく理解する事が難しい為、
ご家族や周囲の支援者の方々にも患者さんの障害に対する正しい知識の獲得を指導していく事も必要です。

リハリビをするメリットは?

障害の種類によって、やってみると良いリハビリ方法があります。

以下の方法は一例であり、症状や程度によって異なりますので、あくまで参照お程度でお考えください。
リハビリは、高次脳機能障害に詳しい医師の指示に沿って行うようにしてください。

集中できる環境を整える

注意障害の方は、注意力が落ちていること、
日常生活の中で単純なミスの多さに自分から気がつくことが大切です。
そのために、テレビを消すなど静かな場所を整えたり
物は使うもの、必要なものだけを用意したりしてみましょう。

決まった時間にメモ帳に何をしたかを書き込んだり、テープレコーダーなどを
使って会話を録音したりしてみましょう。
スマートフォンのような代わりになるものでも良いでしょう。

目覚まし時計を使って毎日同じ時間に寝起きしたり、
決めた時間に食事をしてみたりしましょう。
することを習慣づけると、
次に何をするか分かるようになるため記憶に対する負担の軽減になります。

とりあえず会話してみる

失語識障害になると話すことにも消極的になってしまいます。
まずは会話を楽しむことが大切です。

物を置く場所を決めて固定させたり、
よく行く部屋の出入り口に目印になるものを置いてみましょう。